この記事の原本は英語です:English original
香港と重慶、口座開設や融資の審査に使える越境データ検証基盤を開始
合成音声で読み上げますこの記事を聞く
3行でいうと
- 香港金融管理局と重慶の当局は10月14日、重慶・香港越境データ検証プラットフォームの開始を発表しました。
- 手本となった深セン・香港のプラットフォームは、2024年5月に試行を始めました。
- 今後は、重慶側で実際にどの銀行がどの業務で使い始めるかが焦点です。
経営への含意
本土の顧客の書類確認を、写しではなく元の記録との照合で行える可能性があります。
内容
香港です。香港金融管理局と重慶の当局は10月14日、重慶・香港越境データ検証プラットフォームの開始を発表しました。仕組みにはブロックチェーンとハッシュ値を使います。
原本の書類を境界を越えて移したり保存したりはしません。顧客が提出したデータが元の記録と一致するかを、銀行が確かめられます。当初は主に金融の用途で、両地域の銀行が口座開設や融資申請のための検証を準備しています。
参加銀行の名前や利用件数は示されていません。手本となった深セン・香港のプラットフォームは、2024年5月に試行を始めました。利用回数は4万回超、支援した銀行は10行超、対応する業務は10超に上ります。
香港金融管理局が都市ごとに同じ型の接続を広げていることがうかがえます。貸し手にとっては、本土の収入や本人確認の記録を元の記録で確かめられる可能性があります。そうなれば、審査の短縮や書類偽造のリスク低減につながり得ます。
今後は、重慶側で実際にどの銀行がどの業務で使い始めるかが焦点です。
出典
Weekly email
SEA Lending Brief
東南アジアの貸付・与信・規制の動きを、毎週まとめてお届けします。
本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。