東南アジアの政策金利 一覧と金融政策の枠組み
政策金利とは、中央銀行が国内の短期金利を誘導するために用いる金利で、その変更は銀行の調達コストや貸出金利に波及します。ただし、この地域のすべての国がこの方法をとっているわけではありません。為替レートを操作する国、カレンシーボード制の国、米ドルを使う国もあります。
最終更新 2026年10月12日 · 根拠の強さ:A=中央銀行などの公式資料、B=国際機関。
- カンボジア預金準備率・為替介入・金利コリドー政策金利ではない枠組み基準日 2026年10月12日
カンボジア国立銀行は物価の安定を目標としていますが、高度にドル化した経済のもとでは金融政策の運営に制約があると説明しています。主な手段は預金準備率と、管理フロート制のもとでの為替介入です。あわせて、7日物の流動性供給担保付オペ(LPCO)を基準金利、7日物譲渡性預金証書(NCD)を下限、翌日物の限界貸出ファシリティ(MLF)を上限とする金利コリドーを運営しています。
- タイタイ中銀の政策金利1.00%基準日 2026年8月31日
BOT金融政策委員会の政策金利(ADB記載)
- ベトナムリファイナンス金利(再割引金利は3.0%)4.50%基準日 2026年10月8日
2010年ベトナム国家銀行法のもとで、金融政策の手段にはリファイナンス、金利、為替レート、預金準備率、公開市場操作などがあります。ベトナム国家銀行の金利ページ(2026年10月確認)では、リファイナンス金利4.5%、再割引金利3.0%が掲載されており、2023年6月16日の決定1123/QĐ-NHNNで定められたものです。
- ラオスラオス中銀 7日物基準金利7.00%2026年8月20日に8%から引き下げ基準日 2026年8月20日
ラオス中央銀行(BOL)の7日物基準金利
- ミャンマー
中央銀行の公表資料で確認中です。
- フィリピンBSP政策金利(2026年10月22日会合後)5.50%5.0%から引き上げ基準日 2026年10月22日
BSPの翌日物リバースレポ(RRP)目標金利
- インドネシアBI政策金利(2026年10月決定)5.75%9月から据え置き基準日 2026年10月21日
インドネシア銀行(BI)の政策金利
- マレーシア翌日物政策金利(OPR、BNM)2.75%据え置き基準日 2026年9月3日
マレーシア中央銀行の政策金利
- シンガポール為替レート(名目実効為替レートの政策バンド)政策金利ではない枠組み基準日 2025年7月
シンガポールの金融政策は為替レートを軸としています。シンガポール金融管理局(MAS)は「バスケット・バンド・クロール」の枠組みのもと、非公表の通貨バスケットに対する名目実効為替レート(NEER)を政策バンド内で管理し、バンドの傾き・幅・中心値を調整します。
- ブルネイカレンシーボード制(シンガポール・ドルと等価)政策金利ではない枠組み基準日 2026年10月12日
ブルネイはカレンシーボード制を採っています。シンガポールとの通貨交換協定(CIA)により、ブルネイ・ドルはシンガポール・ドルと等価で固定されています。
- 東ティモール米ドルを公式通貨として使用政策金利ではない枠組み基準日 2026年10月12日
東ティモールは米ドルを公式通貨としています。東ティモール中央銀行は米セントと等価のセンタボ硬貨を発行し、国内物価の安定を目標としています。
- 香港HKMA 基準金利4.25%4.00%から25bp引き上げ基準日 2026年9月17日
ディスカウント・ウィンドウの基準金利(既定の算式で決定)
- インドRBI レポ金利5.50%2026年10月7日に5.25%から0.25ポイント引き上げ基準日 2026年10月7日
金融政策委員会が決定する政策レポ金利
一般的な情報です。政策金利は会合ごとに変わるため、数字を使う前に各中央銀行の最新の発表をご確認ください。