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インドネシア金融サービス庁幹部、融資判断はAIスコアだけに頼るべきでないと指摘
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3行でいうと
- インドネシア金融サービス庁のバユ局長は9月17日、AIの信用スコアだけで融資を決めるべきではないと述べました。
- マレーシアでも9月23日、民間の信用情報機関で起きたトラブルが、融資の審査を止めるおそれを生みました。
- 拘束力のあるルールになるかどうかは、まだ分かりません。
内容
インドネシア金融サービス庁のバユ局長は9月17日、AIの信用スコアだけで融資を決めるべきではないと述べました。局長は銀行の分析や危機管理を担当しており、オンラインのセミナーで発言しました。民間の信用情報機関がAIで算出するスコアは、融資を判断する唯一の根拠ではないとしています。
例えば、一部の請求の支払いが遅れ、スコアが低くなった借り手がいるとします。そうした借り手でも、取引の関係が長く、返済の実績がよければ、融資を検討できるとしています。民間の信用情報機関は、同庁の信用情報システムのデータを使っています。
それに加えて、公的なデータや通信の記録、ネット通販の取引、公共料金の支払いのデータも処理しています。局長は、人口の多さを考えれば、手作業での処理は不可能だとも述べました。インドネシアは、公的な信用情報を補うために、民間の信用情報機関と代替データの活用を広げています。
その一方で、当局は、判断の理由を説明できることと、人による判断を残すことを求めています。マレーシアでも9月23日、民間の信用情報機関で起きたトラブルが、融資の審査を止めるおそれを生みました。外部のスコアへの依存をどう管理するかは、域内に共通する課題です。
ただ、今回はセミナーでの発言で、通達や規制ではありません。拘束力のあるルールになるかどうかは、まだ分かりません。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。