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カンボジアの融資規制、金利上限と苦情対応 返済負担率の上限はなし
3行でいうと
- カンボジア国立銀行は、2017年の規制で、融資の金利の上限を年18%と定めています。
- 消費者保護では、苦情の処理に関する2018年の規制があります。
- カンボジアで同じような上限が設けられるかどうかは、まだ分かりません。
内容
カンボジア国立銀行は、2017年の規制で、融資の金利の上限を年18%と定めています。マイクロファイナンス機関などに適用され、手数料については、規制の中で触れていません。消費者保護では、苦情の処理に関する2018年の規制があります。
中銀は2025年に721件の苦情や問い合わせを受け、このうち683件を解決しました。今年6月には、国際金融公社の理事会が、金融オンブズマンの設立の支援を行動計画に盛り込んでいます。信用情報については2020年の規制があり、資本の上乗せや、早期の監督介入の規制も、昨年出されました。
今年1月には、技術とサイバーのリスク管理の指針も公表されています。一方、9月28日時点で、中銀の規制の一覧には、返済負担率の上限を定めたものは見当たりませんでした。国境紛争への対応では、中銀は、影響を受けた借り手の手数料や違約金を免除し、元本と利息の支払いを猶予しました。
貸し手の規制のコストは、三つの層に分かれます。収入に天井を設ける金利の上限、苦情対応や信用情報の報告といった固定の費用、そして資本と流動性のルールです。少額の無担保融資は、最初の二つの影響を最も強く受けます。
融資が小さいほど、固定の費用が重くのしかかるためです。返済能力の見極めは、各機関の与信の方針に委ねられているようです。インドネシアでは9月、インドネシア金融サービス庁が、所得に対する返済負担を重視する姿勢を示しました。
カンボジアで同じような上限が設けられるかどうかは、まだ分かりません。
出典
- NBC: Prakas & Circulars (list of regulations)一次資料
- NBC: Prakas on Interest Rate Ceiling on Loan (2017-03-13)一次資料
- NBC: Prakas on Resolution of Consumer Complaints (2018-10-25)一次資料
- NBC: Financial Stability Review 2025 (2026-03-28)一次資料
- NBC: Technology and Cyber Risk Management Guideline (2026-01-01)一次資料
- IFC: Statement from IFC Board on the CAO Investigation Report on Cambodia Microfinance (2026-06-24)一次資料
- NBC: Annual Report 2025 (2026-01-23)一次資料
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