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カンボジアの中銀決済システム、昨年の小口取引は13.2億件

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3行でいうと

  1. カンボジア国立銀行の年次の報告によりますと、中銀の決済システム、バコンは、昨年約13.2億件の小口の取引を処理しました。
  2. 現地通貨リエル建ての件数は前年比+157.3%と大きく伸び、ドル建ても前年比+79.7%でした。
  3. 信用情報機関が共有するデータの範囲や、オンラインでの本人確認のルールが、決済データを融資にどこまで生かせるかを左右します。

内容

カンボジア国立銀行の年次の報告によりますと、中銀の決済システム、バコンは、昨年約13.2億件の小口の取引を処理しました。現地通貨リエル建ての件数は前年比+157.3%と大きく伸び、ドル建ても前年比+79.7%でした。一方、取引の金額は前年比+52.2%で、件数の伸びを大きく下回りました。

バコンと統一QRコードが、少額の日常の支払いに広がっていることがうかがえます。リエル建ての伸びがドル建てを上回っているのは、自国通貨の利用を促す政策の目標にも沿っています。国境をまたぐQR決済は、タイやラオス、ベトナム、日本などとつながっています。

9月には、東ティモールの中央銀行とも協力の覚書を結びました。ただ、口座を持つ成人は39.0%にとどまり、取引は、すでに口座を持つ人に集中しているとみられます。決済のデータは、融資の判断に役立ちます。

しかし、データは個々の銀行や電子財布の事業者が持っています。本人の同意を得て、機関をまたいで使える仕組みは確認できませんでした。信用情報機関が共有するデータの範囲や、オンラインでの本人確認のルールが、決済データを融資にどこまで生かせるかを左右します。

出典

  1. NBC: Payment System Annual Book 2025 (2026-05-24)一次資料
  2. NBC: Financial Stability Review 2025 (2026-03-28)一次資料
  3. NBC: Technology and Cyber Risk Management Guideline (2026-01-01)一次資料
  4. NBC: Prakas on Credit Reporting (2020-06-26)一次資料
  5. World Bank: Account ownership (% age 15+) – Cambodia (Global Findex)一次資料
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