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カンボジア国立銀行、銀行不安のうわさを否定
3行でいうと
- カンボジア国立銀行は10月2日、銀行の経営難をめぐるSNS上の情報を否定しました。
- 中銀が示した6月末の数字では、預金は644億ドル、融資は642億ドルで、いずれも増えています。
- 小口や農村向けの融資に力を入れる貸し手ほど、調達コストが上がるおそれがあります。
内容
カンボジア国立銀行は10月2日、銀行の経営難をめぐるSNS上の情報を否定しました。根拠がなく、誤解を招くものだとしています。こうした情報は銀行システムへの信頼を損なうおそれがあるとして、関係当局に法的な措置を求めました。
国民には、公式の情報を頼りにするよう呼びかけています。中銀が示した6月末の数字では、預金は644億ドル、融資は642億ドルで、いずれも増えています。不良債権比率は9.6%でした。
返済条件を見直した融資は48億ドルで、融資全体の7.5%にあたります。中銀は、こうした措置を段階的に終えていくとしています。中銀は8月3日に3行の免許を取り消し、9月21日には別の銀行を暫定的な管理下に置きました。
資産の質を示す二つの指標は、逆の方向に動いています。条件見直しの比率は昨年末の8.3%から下がった一方、不良債権比率は上がりました。返済猶予の解除に伴い、一部の融資は通常の返済に戻る一方、一部は不良債権に移っているとみられます。
中銀は新たな資金供給ではなく、預金や融資の伸びを示すことで、うわさに答えた形です。今年は個別の銀行への監督措置が相次ぎ、そのたびにうわさが広がる余地が生まれています。貸し手にとってのリスクは、銀行全体の取り付けではありません。
中小の金融機関から大手へと、預金が移ることです。小口や農村向けの融資に力を入れる貸し手ほど、調達コストが上がるおそれがあります。
出典
- AKP: NBC Refutes Rumors of Instability in Cambodia’s Banking System (2026-10-02)
- AKP: Cambodia’s Banking System Remains Healthy Despite External Risks (2026-07-28)
- NBC Annual Report 2025一次資料
- Kiripost: NBC Denies Rumors of Bank Fund Freezes (2026-03-16)
- Phnom Penh Post: NBC places Chief Bank under administration (2026-09-21)
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