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マレーシア、9月の企業向け貸出の伸びが加速 家計向けはほぼ横ばい
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3行でいうと
- マレーシアの9月の企業向け貸出は、前年比8.8%増え、伸びが8月の8.0%から加速しました。
- マレーシア中央銀行が10月30日に公表した統計で分かりました。
- 今後は、企業向けの勢いが続くかどうかが注目されます。
内容
マレーシアの9月の企業向け貸出は、前年比8.8%増え、伸びが8月の8.0%から加速しました。マレーシア中央銀行が10月30日に公表した統計で分かりました。家計向けの貸出は5.3%の伸びで、8月からわずかに高まりました。
銀行の貸出が勢いを増す一方、社債による資金調達は伸びが鈍りました。このため、社債を含む企業や家計向けの信用全体の伸びは6.3%にとどまりました。資産の質は安定しています。
減損債権の比率は1.4%で、引当金などの備えも厚くなりました。家計の債務は、2025年末時点でGDPの84.8%と、高い水準にあります。このため、伸びが緩やかでも、債務の負担は大きく積み上がります。
物価上昇率は低く、家計向けの貸出は実質でも増えています。銀行には、家計への貸出を続ける余地があります。家計の借り手をめぐる競争は、貸すかどうかより、金利や条件の面で起きやすくなりそうです。
銀行以外の貸し手は、信用力の高い個人をめぐって、金利の競争にさらされるかもしれません。企業向けやサプライチェーン金融の商品を扱う貸し手には、需要が増える可能性があります。ただ、業種ごとの返済の状況は、引き続き確かめる必要があります。
今後は、企業向けの勢いが続くかどうかが注目されます。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。