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フィリピンの銀行、消費者ローンの不良債権比率が上昇
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3行でいうと
- フィリピンの銀行で、消費者ローンの不良債権比率が上がっています。
- フィリピン中央銀行のデータによりますと、7月末は5.49%で、6月の5.44%を上回りました。
- ただ、前の月からの上昇幅は小さく、流れが定まったと判断するには、数か月分のデータが必要です。
内容
フィリピンの銀行で、消費者ローンの不良債権比率が上がっています。フィリピン中央銀行のデータによりますと、7月末は5.49%で、6月の5.44%を上回りました。クレジットカードや自動車ローンも、いずれも上昇しています。
一方、企業向けの融資は3.27%と、6カ月ぶりの低水準でした。悪化は家計向けの融資に集中し、企業向けはむしろ改善しています。消費者ローンの伸びは11か月連続で鈍り、7月は17.1%でした。
伸びが鈍るなかで、以前に貸し出した融資の延滞が、比率の上昇として表れてきた形です。不良債権に対する引当金の比率は、92.45%に下がりました。引当金は不良債権の全額に届いておらず、積み増しが不良債権の増加に追いついていません。
消費者ローンの比率は、インドネシアのファイナンス会社の不良債権比率も上回ります。業態や定義は異なりますが、フィリピンの家計向け融資の質の悪化は、域内でも目立っています。ただ、前の月からの上昇幅は小さく、流れが定まったと判断するには、数か月分のデータが必要です。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。