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ジーキャッシュ運営のミント、公開価格は上限を大幅に下回る
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3行でいうと
- フィリピンの電子マネー、ジーキャッシュを運営するミントは、新規株式公開の価格を1株6.60ペソに決めました。
- 上限10ペソを約34%下回る水準です。
- 公開価格が上限を大きく下回ったため、成長の一部を融資に頼る企業としては、想定より低い評価での上場になります。
内容
フィリピンの電子マネー、ジーキャッシュを運営するミントは、新規株式公開の価格を1株6.60ペソに決めました。上限10ペソを約34%下回る水準です。10月20日に、フィリピン証券取引所に上場する予定です。
売り出す株の多くは初期の投資家が手放す既存の株で、上位二社の大株主は売りません。新しい株で得た資金は、融資などの事業の拡大や商品の開発に充てるとしています。3月末の時点で、ジーキャッシュの月間の利用者は4,040万人、このうち借り手は750万人でした。
利用者の多くは、まだ融資を使っていません。調達した資金で狙うのは、この伸びしろです。インドネシアでも、認可を受けたオンライン融資が、銀行の消費者向け融資を上回るペースで伸びています。
利用者の基盤がすでにあれば、アプリを通じた融資は速く広がりえます。一方で、フィリピンの銀行の消費者ローンは、伸びが鈍るなかで、不良債権比率が5.49%に上がっています。公開価格が上限を大きく下回ったため、成長の一部を融資に頼る企業としては、想定より低い評価での上場になります。
出典
- The Manila Times: Mynt sets GCash IPO price at P6.60 (2026-10-02)
- GMA News: GCash parent Mynt sets final IPO price at P6.60 per share (2026-10-02)
- Daily Tribune: GCash settles at P6.60 for market debut (2026-10-02)
- Entrepreneur Asia Pacific: GCash parent Mynt's record IPO draws global funds as early backers sell down
- InsiderPH: Inside Mynt's IPO: GCash growth, profits and key investor risks
- Philstar: Bank lending growth reaches 3-month high (2026-10-02)
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