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フィリピンの現金送金、8月も低い伸び 年初来は中銀見通しを下回る
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3行でいうと
- フィリピン中央銀行は10月15日、8月の送金統計を公表しました。
- 海外で働くフィリピン人から銀行経由で届いた現金送金は30.4億ドルでした。
- 今後は、年末の送金の動きとペソ相場が焦点です。
経営への含意
送金に頼る家計の返済余力は、物価高の中で伸びにくい状況です。
内容
フィリピン中央銀行は10月15日、8月の送金統計を公表しました。海外で働くフィリピン人から銀行経由で届いた現金送金は30.4億ドルでした。前年同月比の伸びは1.9%で、7月と同じ低い伸びです。
現物や非公式の経路を含む個人送金は33.7億ドルでした。1月から8月までの現金送金は234.2億ドルで、伸びは2.2%にとどまりました。中央銀行は10月13日、2026年通年の伸びを2.7%と見込んでいます。
見通しに届くには、9月から12月にかけて伸びが高まる必要があります。一方、8月の消費者物価上昇率は6.1%、9月は7.2%でした。送金はドル建て、物価はペソ建てのため、ペソ安は受取額を押し上げます。
それでも、送金に頼る家計の余裕は小さいとみられます。貸し手には、返済能力の審査で送金収入の増加を前提にしない姿勢が求められそうです。今後は、年末の送金の動きとペソ相場が焦点です。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。