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フィリピン・アイランズ銀行、9月までの9か月は減益 引当金が大幅に増加
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3行でいうと
- フィリピンの大手銀行、フィリピン・アイランズ銀行は、9月までの9か月間の純利益が489億ペソだったと発表しました。
- 前年同期と比べて3.2パーセント減りました。
- 今後は、引当金の積み増しが一巡したかどうかが焦点になります。
内容
フィリピンの大手銀行、フィリピン・アイランズ銀行は、9月までの9か月間の純利益が489億ペソだったと発表しました。前年同期と比べて3.2パーセント減りました。貸し倒れに備える引当金を、前年同期より69.2%多く積んだことが響きました。
クレジットカードが前年比27.2%増、個人ローンが21.7%増と、融資全体の伸びを上回りました。一方、不良債権比率は2.50%で、前年同期の2.3パーセントから上がりました。不良債権に対する引当金の割合は、89.6%に下がっています。
引当金を増やしても、不良債権の増え方に追いついていない形です。ただ、第3四半期の引当金は第2四半期より16.5%減り、今年の積み増しの多くは上半期だったことがうかがえます。同行の不良債権比率は、銀行全体の3.35%を下回っています。
ただ、銀行全体では、クレジットカードの不良債権比率が5.34%と高めです。カードや個人向けの比重が増えると、延滞が表に出る前から引当金が膨らみやすくなります。無担保の融資を扱う貸し手にとっては、延滞より先に備えを厚くする必要がありうることを示す例です。
今後は、引当金の積み増しが一巡したかどうかが焦点になります。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。