T&S Asset Management

この記事の原本は英語です:English original

フィリピン中銀が大幅利上げ、2027年のインフレ予測を引き上げ

公開 データ基準
合成音声で読み上げますこの記事を聞く

3行でいうと

  1. フィリピン中央銀行は10月22日、政策金利を0.5%ポイント引き上げました。
  2. 新しい政策金利は5.50%です。
  3. 次の注目点は、12月17日の会合です。

内容

フィリピン中央銀行は10月22日、政策金利を0.5%ポイント引き上げました。新しい政策金利は5.50%です。4月以降の利上げ幅は合計1.25%ポイントになります。

9月のインフレ率は7.2%、コアインフレ率は4.7%でした。2026年の平均インフレ予測は6.1%に据え置かれました。一方、2027年の予測は5.4%から6.0%に上がりました。

中銀は、エルニーニョによる食料価格の上昇を最大のリスクに挙げています。ペソは発表後、1ドル1ドル=63.52ペソで最安値を更新しました。インドネシアの政策金利は5.75%、マレーシアは2.75%です。

両国では金利がインフレ率を上回っています。フィリピンでは、利上げ後も金利がインフレ率を下回ったままです。貸し手にとっては、資金調達コストの上昇と、借り手の実質所得の目減りが重なり得ます。

無担保の消費者ローンでは、2027年の予測を前提に返済能力の確認を見直すことが考えられます。次の注目点は、12月17日の会合です。

出典

  1. Philstar: Inflation risks prompt BSP to hike rates anew (2026-10-22)
  2. Daily Tribune: BSP delivers 'jumbo' 50-basis-point rate hike (2026-10-22)
  3. Philstar: Poll: Another hike in BSP rates (2026-10-19)
Weekly email

SEA Lending Brief

東南アジアの貸付・与信・規制の動きを、毎週まとめてお届けします。

確認メールのリンクを押すと登録が完了します。配信はいつでも停止できます。 プライバシーポリシー

本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。