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フィリピン、銀行の不良債権比率が9月に低下、ただし残高は増加

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3行でいうと

  1. フィリピンの銀行全体の不良債権比率は、9月末に3.27%となりました。
  2. 不良債権の残高は5,933億ペソで、前の年と比べて約10.1%増えました。
  3. 今後は、利上げ後の貸出の伸びと、ローンの種類別の不良債権比率が焦点です。

内容

フィリピンの銀行全体の不良債権比率は、9月末に3.27%となりました。中央銀行の速報値です。不良債権の残高は5,933億ペソで、前の年と比べて約10.1%増えました。

8月の伸びは8.4%でした。貸出全体は18.13兆ペソで、約11.4%増えました。比率が下がったのはこのためで、不良債権そのものが減ったわけではありません。

引当金による不良債権のカバー率は94.05%に上がりました。一方、7月の消費者ローンの不良債権比率は5.49%と、全体より高い水準でした。中央銀行は10月22日に政策金利を5.50%へ引き上げており、9月のデータにはその影響はまだ表れていません。

貸し手にとっては、比率だけでなく、不良債権の残高と延滞の推移を見ることが大切です。今後は、利上げ後の貸出の伸びと、ローンの種類別の不良債権比率が焦点です。

出典

  1. The Chronicle: Philippine banks' bad loan ratio eases to 3.27% in September (2026-10-29)
  2. Astig.ph: Bad loans eased to 3.27 percent, but borrowers still owe more than a year ago (2026-10-29, BSP preliminary data)
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