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アジア開発銀行、東南アジアの成長率予想を小幅に引き上げ

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3行でいうと

  1. アジア開発銀行は9月23日に公表した経済見通しで、東南アジアの今年の成長率予想を4.7%としました。
  2. 7月時点の4.6%から、小幅な引き上げです。
  3. エルニーニョ現象がどこまで長引くかが、今後の焦点になります。

内容

アジア開発銀行は9月23日に公表した経済見通しで、東南アジアの今年の成長率予想を4.7%としました。7月時点の4.6%から、小幅な引き上げです。来年も4.9%に引き上げています。

ただ、国別では、カンボジアを3.9%、ブルネイを1.2%に引き下げており、国ごとの差が目立ちます。神田真人総裁は、エルニーニョ現象が強まれば、収穫や水力発電が落ち込み、食料やエネルギーの価格が上がると述べました。報告は、エルニーニョ現象が来年の第1四半期まで続く可能性があるとしています。

地政学的な対立の激化や、AI関連株の調整、金融環境の引き締まり、通商政策の不透明さも、下振れのリスクに挙げました。地域全体の上方修正を支えているのは、AIや技術の需要の恩恵を受ける国とみられます。農業や出稼ぎの送金に頼る、所得の低い国の家計の状況とは、かけ離れています。

エルニーニョ現象の影響は、農業の収入に頼る借り手が多いマイクロファイナンスで、最も大きくなりそうです。エルニーニョ現象がどこまで長引くかが、今後の焦点になります。

出典

  1. ADB: Growth in Developing Asia and Pacific to Slow But Remain Resilient (2026-09-23)一次資料
  2. ADB: Asian Development Outlook September 2026 - Developing Southeast Asia一次資料
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