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タイの家計債務、第2四半期にGDP比で低下 残高は再び増加
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3行でいうと
- タイの家計債務の対GDP比が、6月末時点で85.2%に下がりました。
- カシコン銀行の調査部門カシコンリサーチが10月12日に公表したもので、ロイターも同じ比率を報じています。
- 今後は、洪水の影響と低所得層の延滞の動きが焦点です。
経営への含意
債務の対GDP比の低下は返済が進んだ証拠ではなく、無担保融資が縮む中で低所得の借り手は苦しいままです。
内容
タイの家計債務の対GDP比が、6月末時点で85.2%に下がりました。カシコン銀行の調査部門カシコンリサーチが10月12日に公表したもので、ロイターも同じ比率を報じています。ただ、債務残高は約16.4兆バーツで、前年同期比0.6%増えました。
比率の低下は、借金の返済が進んだからではなく、名目GDPが債務より速く伸びたためです。増えているのは住宅ローンや資産担保ローン、協同組合や質屋からの借り入れで、割賦や無担保ローンは減っています。返済負担は重いままです。
国家統計局の2025年調査をもとにした同社の試算があります。借入のある世帯の平均債務返済比率は26.3%、最も所得の低い層では40.1%です。返済後に手元資金がマイナスとなる借入世帯は約約23.8%で、現金支出が増える試算では36.0%に上がります。
カシコンリサーチは年末の比率を約84.0%と予想しています。今後は、洪水の影響と低所得層の延滞の動きが焦点です。
出典
- KResearch (Kasikorn Research Center): Thai household debt may ease to 84.0% of GDP in 2026 (2026-10-12)
- Reuters via bdnews24: Thai household debt trap tests growth ambitions as Bangkok hosts IMF (2026-10-08)
- Bank Negara Malaysia, Financial Stability Review 2H 2025一次資料
- BNM Insights: Beyond Oil Prices — From Geopolitical Conflict to Financial Stability Risk (October 2026)一次資料
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