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タイの大手銀行、第3四半期の不良債権比率は落ち着くも、家計の重さを指摘

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3行でいうと

  1. 上場銀行の第3四半期決算が出そろい始めました。
  2. 主要6行の9月末の不良債権比率は、低いところでティーエムビータナチャート銀行の2.88%です。
  3. 洪水の返済猶予が終わった後に延滞が表に出るかが焦点です。

経営への含意

銀行が貸出を絞るなか、ノンバンクには審査の厳格化と、無担保の個人ローンでの早期延滞管理が求められ得ます。

内容

タイです。上場銀行の第3四半期決算が出そろい始めました。主要6行の9月末の不良債権比率は、低いところでティーエムビータナチャート銀行の2.88%です。

高いところではキアットナキン・パトラ銀行の3.4%です。タイ中央銀行が公表した6月末の銀行システム全体の比率は2.82%で、大きな跳ね上がりは見えていません。一方で、損失への備えには差があります。

不良債権に対する引当の比率は、クルンシィの143.1%から、バンコク銀行の322.1%まで開いています。カシコン銀行の9か月間の与信コストは1.60%で、目標レンジの上限です。同行は、生活費の高さと家計債務、洪水の影響を挙げました。

クルンシィは中小企業と国内個人向けの貸出が減ったとしています。カードと個人ローンを扱うクルンタイカードは、四半期の純利益が21.3億バーツに増えました。ただ、不良債権比率は1.92%に上がりました。

個人ローンは2.65%で、カードの1.21%を上回ります。洪水の返済猶予が終わった後に延滞が表に出るかが焦点です。

出典

  1. Kaohoon International: Kasikornbank announces THB40,635 million net profit in 9M26 (2026-10-21)
  2. Nation Thailand: Thai banks' Q3 profits diverge amid margin squeeze as fee income offsets (2026-10-21)
  3. Kaohoon International: KTC achieves THB2.1 billion of net profit in 3Q26 (2026-10-20)
  4. Nation Thailand: KTC third-quarter profit climbs 8.9% to THB2.13bn despite weak demand (2026-10-21)
  5. Bank of Thailand: Banking Sector Quarterly Brief Q2 2026 (2026-08-18)一次資料
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