T&S Asset Management

講座

返済能力の見極め:借り手が返せる額をどう測るか

借り手が返済するかどうかと、借り手が無理なく返済できるかどうかは、別の問いです。この講座では、返済能力(アフォーダビリティ)とは何か、収入と生活に欠かせない支出をどう測るか、返済負担率と手元に残る所得の考え方、借り手と貸し手の双方を守る余裕幅とストレステスト、市場ごとの規制の違い、そして返済能力を与信判断にどう組み込むかを説明します。全6回です。

全6回のうち6回を公開しています。 第1回は無料で読めます。

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  1. 01返済能力とは何か:無理なく返済できること融資が返済されるかどうかだけを確かめる貸し手は、生活に欠かせない支出を削ったり、別のところから借りたりして返済している借り手を見落とすことがあります。返済能力(アフォーダビリティ)はもう1つの問いを立てます。この借り手は、家計に深刻な打撃を与えることなく、収入から期日どおりに返済できるのか、という問いです。
  2. 02収入と生活に欠かせない支出の測り方返済能力の確認は、すべて2つの数字の上に成り立っています。借り手があてにできる収入と、世帯が避けられない支出です。どちらも見た目より測るのが難しく、とくに不規則な収入やインフォーマルな収入で暮らす人が多い地域ではなおさらです。会員向け
  3. 03返済負担率:計算の仕方と見落とすもの返済負担率は、最も広く使われている返済能力の指標で、収入のうち債務の返済に回る割合を示します。計算が簡単で比べやすい指標ですが、それは分子と分母に何を入れるかについて皆が同じ考えを持っている場合に限られます。そしてその場合でも、大切なことを見落とします。会員向け
  4. 04手元に残る所得、余裕幅、ストレステスト比率は収入のどれだけが債務に回るかを示し、手元に残る所得は生活に使えるお金がいくら残るかを示します。そのうえで余裕幅とストレステストは、その額が金利の上昇や収入の減少に耐えられるかを問います。これらを組み合わせることで、ある時点の写真が、融資期間全体についての判断に変わります。会員向け
  5. 05返済能力の規制の比較:義務、比率の上限、市場ごとの違い各市場は、返済能力を大きく2つのやり方で規則にしています。借り手が返済できるかを評価する義務を貸し手に課すやり方と、収入に対する返済額や借入額といった比率に数値の上限を設けるやり方です。同じ申込者でも、ある設計では通り、別の設計では通らないことがあるため、見出しの数字と同じくらい細部が重要です。会員向け
  6. 06返済能力を与信判断に組み込む:金額、期間、限度額、見直し返済能力の評価は、貸し手が提示する条件を変えてはじめて役に立ちます。講座で見てきた指標は、次の判断につながります。世帯が背負える最大の金額、期間、与信枠の限度額、融資の後に見守るべきこと、そして手続きを正しく保つための記録と見直しです。会員向け
確認テストと修了証 会員向け全9問(第1回の問題は無料で試せます)。公開中のすべての回を読み、80%以上で合格すると修了証を発行します。
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