T&S Asset Management

講座

貸付のフィンテック事業モデル:組込型金融・BaaS・プラットフォーム

誰が顧客に向き合い、誰が免許を持ち、誰が資金を出し、誰が損失を負うのか。フィンテックの貸付モデルが貸付の仕事をどう分け合うのか、そしてそれぞれの形がリスク・収益・責任に何を意味するのかを説明します。全6回の講座です。

全6回のうち6回を公開しています。 第1回は無料で読めます。

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  1. 01貸付のバリューチェーン:フィンテックの貸付で誰が何をするのか貸付はいくつかの仕事の組み合わせです。顧客に会うこと、手続きを回すこと、システムを用意すること、そしてリスクを負ってお金を出すことです。フィンテックの事業モデルの違いは、主に誰がどの仕事を担うかにあります。どのモデルについても最初に問うべきは、借り手が返済しなかったときに誰が損失を負うのか、です。
  2. 02組込型金融:他社の顧客体験の中で貸す組込型金融は、顧客がすでに行っている活動、例えばプラットフォームでの買い物、そこでの販売、そこを通じた代金や報酬の受け取りなどの中に、貸付を組み込むものです。プラットフォームは顧客とデータを持ち込み、免許を持つ貸し手は資金と与信の判断を持ち込みます。問題は、仕事・収益・責任をどう分けるかです。会員向け
  3. 03BaaS(バンキング・アズ・ア・サービス):ブランドの裏にいる免許を持つパートナーBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)では、銀行ではないブランドが貸付を提供し、その裏で免許を持つ銀行や貸し手が、免許と、多くの場合は資金を提供します。仕事は契約で分けられますが、借り手と規制当局に対する責任は免許を持つパートナーに残ります。損失も分け合われますが、その分け方こそ最も注意深く読むべき点です。会員向け
  4. 04プラットフォーム貸付:マーケットプレイス型とバランスシート型貸付のプラットフォームは、借り手と投資家を結び付けて手数料を得るか、自らのバランスシートから貸して利ざやを得るかのどちらかです。借り手から見ると両者は似ていますが、損失が増えたとき、投資家が離れたとき、そしてプラットフォーム自身が破綻したときの振る舞いが異なります。会員向け
  5. 05ビッグテックとスーパーアプリの貸付:データ・顧客接点・集中大手テクノロジー企業とスーパーアプリは、ほかの貸し手にはない3つのものを貸付に持ち込みます。非常に大きな顧客基盤、顧客の売り買いについて絶えず流れ込むデータ、そして顧客のお金が通る決済口座です。これらは、銀行にとって担保が果たす役割の一部を代わりに果たしえます。同じ特徴が、依存、市場支配力、そして規制をどう適用するかという問いも生みます。会員向け
  6. 06モデルの選び方:リスク・収益・責任と規制この講座で見てきたどのモデルも、貸付のどの部分を自社に残し、どの部分を他社に任せるのかという選択です。その選択によって、どう稼ぐのか、悪い年をどれだけ自ら受け止めるのか、何について責任を負い続けるのか、そしてどの免許が必要なのかが決まります。並べてみると、モデルの違いが最も大きく表れるのは、損失が増えたときに誰がそれを負うかです。会員向け
確認テストと修了証 会員向け全9問(第1回の問題は無料で試せます)。公開中のすべての回を読み、80%以上で合格すると修了証を発行します。
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