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カンボジア、国境閉鎖の試算 一人当たり消費は減少
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3行でいうと
- カンボジア開発資源研究所は9月7日、タイとの国境閉鎖の影響を試算した報告書を公表しました。
- タイから帰国した労働者は約90万人です。
- 今後は、国境再開の行方と、帰国者世帯の返済状況が焦点です。
経営への含意
国全体の成長より世帯の収入と送金に重きを置いた審査や、帰国者世帯の借り手の監視、リスケ対応の余力が課題になり得ます。
内容
カンボジアです。カンボジア開発資源研究所は9月7日、タイとの国境閉鎖の影響を試算した報告書を公表しました。タイから帰国した労働者は約90万人です。
中位のシナリオでは、2030年の実質GDPは、閉鎖がなかった場合を+1.50%上回ります。一方、一人当たりGDPは−1.01%となります。一人当たりの実質消費は−5.35%です。
働き手は増えますが、送金や観光、貿易、投資の減少が上回るためです。このシナリオは、タイからの送金の変化を−60%と想定しています。軽いシナリオでは、一人当たり消費は−3.57%です。
厳しいシナリオでは−7.23%となります。銀行システムの不良債権比率は、2026年6月に9.6%まで上がっています。家計向けの貸し手には、借り手ごとの収入と送金を重視した審査が必要になり得ます。
今後は、国境再開の行方と、帰国者世帯の返済状況が焦点です。
出典
- CDRI Research Report: Impact of the Border Closure on the Cambodian Economy: A Dynamic CGE Analysis (2026-09-07), Tables 1 and 8一次資料
- CDRI publication page: Impact of the Border Closure on the Cambodian Economy (2026-09-07)一次資料
- CamboJA News: Migrant returns could grow economy but leave households poorer, report says (2026-10-07)
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