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カンボジアの今年の成長率予想、3.9%に引き下げ
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3行でいうと
- ASEANプラス3マクロ経済調査事務局は10月5日、カンボジアの今年の成長率予想を3.9%に引き下げました。
- 7月時点では4.2%と見込んでいました。
- 成長の回復が不良債権の改善にまで広がるかどうかは、まだ見通せません。
経営への含意
来年までの予算は景気の回復を前提にせず、縫製以外の製造業に関わる雇用主や業種への貸付を厚くしてください。
内容
ASEANプラス3マクロ経済調査事務局は10月5日、カンボジアの今年の成長率予想を3.9%に引き下げました。7月時点では4.2%と見込んでいました。来年の予想は4.9%に据え置きました。
1月から8月の輸出は、衣料品以外の製造品が前年比+37.3%と大きく伸びました。一方、衣料品は前年比+6.7%にとどまりました。同事務局のチーフエコノミストは、観光と不動産の低迷を課題に挙げました。
金融機関に残る不良債権も、課題の一つだとしています。今年の予想は、アジア開発銀行の9月の予想と同じ水準です。国際通貨基金はさらに低い3.0%を見込んでいます。
主な機関の見方は、低い水準でそろってきました。域内全体の平均である4.1%も下回ります。融資の面で重要なのは、成長の中身です。
工場に関わる輸出の収入は伸びています。しかし、家計や中小企業の借り入れが多い観光と不動産は、低迷が続いています。銀行の不良債権比率は、6月末で9.6%に上ります。
製造業が引っ張る回復では、観光や不動産に収入を頼る借り手の返済は楽になりません。成長の回復が不良債権の改善にまで広がるかどうかは、まだ見通せません。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。