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フィリピン9月の物価上昇率、4月の高水準に並ぶ
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- フィリピン統計庁は10月6日、9月の消費者物価が前年同月比で7.2%上昇したと発表しました。
- 8月の6.1%から伸びが高まり、4か月続いた鈍化が止まりました。
- 今後は、物価の伸びが再び鈍るかどうかが焦点です。
内容
フィリピン統計庁は10月6日、9月の消費者物価が前年同月比で7.2%上昇したと発表しました。8月の6.1%から伸びが高まり、4か月続いた鈍化が止まりました。上昇率は、2023年3月以来の高さだった4月と同じ水準に戻りました。
品目別では、交通が14.6%と大きく上がったほか、電気やガスなどの光熱費を含む住居関連も伸びを高めました。8月には落ち着いていた食品も6.7%上昇し、交通や光熱費とともに物価を押し上げる形に変わっています。今回の結果は、フィリピン中央銀行の予想の範囲内ですが、その上の方にあたります。
物価上昇率は政府の目標を大きく上回り、政策金利も上回っています。実質の借り入れコストはマイナスですが、家計の実質所得は圧迫されています。食品の値上がりは、低所得層の家計に最も重くのしかかります。
こうした層は、少額の消費者ローンや給与所得者向けローンの主な利用者でもあります。銀行の消費者ローンの不良債権比率は、7月の時点ですでに5.49%に上がっていました。同じ年に二度目の物価のピークを迎え、家計の苦しい時期は長引くことになります。
今後は、物価の伸びが再び鈍るかどうかが焦点です。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。