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フィリピン中銀、国際収支の赤字が2027年まで続くと予測
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3行でいうと
- フィリピン中央銀行は10月13日、対外収支の見通しを改定しました。
- 国際収支は今年が92億ドルの赤字、来年が85億ドルの赤字と、赤字が続く見込みです。
- 今後は、月々の送金統計と為替の動きが焦点になります。
経営への含意
海外就労者や送金を受ける顧客が多い貸し手は、実質送金収入の伸び鈍化を前提に返済力を点検すべきです。
内容
フィリピン中央銀行は10月13日、対外収支の見通しを改定しました。国際収支は今年が92億ドルの赤字、来年が85億ドルの赤字と、赤字が続く見込みです。赤字幅は前回の予測より縮みましたが、経常収支は今年191億ドルの赤字と、前回より赤字が広がる見通しです。
中銀は、燃料や商品価格の高止まりが主な要因だとしています。外貨準備は、来年末も千億ドル台を保つ見通しです。在外フィリピン人からの送金は、ドル建てで今年2.7%、来年3%の伸びにとどまる予測です。
一方、9月の消費者物価は前年比7.2%上がりました。ペソ安が進まなければ、送金を受け取る世帯の購買力は目減りします。送金を収入とみなして審査する貸し手にとっては、返済余力を厳しめに見積もることも考えられます。
今後は、月々の送金統計と為替の動きが焦点になります。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。