T&S Asset Management

この記事の原本は英語です:English original

フィリピン最大手銀行、9か月の純利益が小幅増 不良債権比率は低下

公開 データ基準
合成音声で読み上げますこの記事を聞く

3行でいうと

  1. フィリピン最大の銀行の2026年1月から9月の純利益は636億ペソでした。
  2. 前年同期比0.8%の小幅な増加です。
  3. 銀行から資金を借りるノンバンクにとっても、調達条件の見直しが必要になるかもしれません。

内容

フィリピン最大の銀行の2026年1月から9月の純利益は636億ペソでした。前年同期比0.8%の小幅な増加です。中東危機に備えた予防的な引当を含め、177億ペソの減損引当を計上しています。

顧客向け貸出は前年比16%増え、4.1兆ペソになりました。すべての分野で二けたの伸びだとしていますが、分野別の数字は示していません。不良債権比率は1.60%に下がり、カバー率は132%で横ばいでした。

同じく大手のフィリピン・アイランズ銀行は不良債権比率が2.50%に上がっており、銀行全体は3.27%です。一方、同行の預金は11%、低コストの当座・普通預金は5%の伸びにとどまり、貸出の伸びを下回りました。政策金利が5.50%に上がった中で、調達コストが上がる可能性があります。

銀行から資金を借りるノンバンクにとっても、調達条件の見直しが必要になるかもしれません。

出典

  1. Daily Tribune: BDO 9M earnings edge up as loans grow 16 percent (2026-10-30)
  2. The Philippine Star: BDO profit rises to P63.6 billion (2026-11-01)
Weekly email

SEA Lending Brief

東南アジアの貸付・与信・規制の動きを、毎週まとめてお届けします。

確認メールのリンクを押すと登録が完了します。配信はいつでも停止できます。 プライバシーポリシー

本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。