この記事の原本は英語です:English original
シンガポール、家計の長期インフレ期待が上昇、中銀の見通しを上回る
合成音声で読み上げますこの記事を聞く
3行でいうと
- シンガポール経営大学の研究所が、10月20日に家計の調査結果を公表しました。
- 9月の調査では、中長期のインフレ期待が4.2%に上がりました。
- 延滞の早い兆候にも注意する必要があり得ます。
内容
シンガポール経営大学の研究所が、10月20日に家計の調査結果を公表しました。9月の調査では、中長期のインフレ期待が4.2%に上がりました。短期のコアインフレ期待は3.6%でした。
短期の総合は3.4%です。実際のコアインフレ率は、8月に2.2%でした。通貨庁は10月、2026年のコアインフレ見通しを1.5〜2.0%に絞り込みました。
家計の見方は、公式の見通しを大きく上回っています。一方、家計状況が悪くなると答えた人は38.6%に減りました。収入が大きく減ると見る人も7.1%に下がりました。
家計は物価の上昇を見込みつつ、多くは収入が減るとは見ていません。消費者向けの貸し手にとっては、生活費の上昇で手元に残るお金が減る可能性があります。返済能力の審査で、生活費の余裕を持たせる意味があります。
延滞の早い兆候にも注意する必要があり得ます。
出典
Weekly email
SEA Lending Brief
東南アジアの貸付・与信・規制の動きを、毎週まとめてお届けします。
本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。