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ベトナム国家銀行総裁、担保よりデータに基づく中小企業融資を
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3行でいうと
- ベトナム国家銀行のアン総裁は9月19日、銀行に対し、みずから企業の借り手を探しに行くよう求めました。
- 同行の統計では、中小企業向けの融資は、8月末までの今年の伸びが12.4%に達しました。
- ただ、タイの中小企業向け融資は16四半期連続で減っており、両国の動きは逆になっています。
内容
ベトナム国家銀行のアン総裁は9月19日、銀行に対し、みずから企業の借り手を探しに行くよう求めました。中小企業の資金調達をテーマにした会議での発言です。同行の統計では、中小企業向けの融資は、8月末までの今年の伸びが12.4%に達しました。
優遇融資を手がける銀行は、これまでの4行から19行に増えています。総額は407兆ドン超で、金利は通常より年1〜2ポイント低い水準です。会議では、融資の壁として、担保の要求や財務の不透明さが挙げられました。
安定した資金の流れを示しにくいことも壁になっています。解決策としては、担保ではなく、資金の流れやデータに基づく審査への移行が提案されました。税金や電子インボイス、土地登記のデータを、信用の仕組みにつなぐ案も出ています。
国の中小企業データセンターを設ける案もあります。中小企業向けの伸びは、貸出全体の10.24%を上回っています。ただ、優遇金利で資金の量が増えても、審査の壁が残る限り、恩恵は既存の取引先に流れがちです。
総裁の発言は、焦点を融資の量から審査のあり方へと移すものです。データの活用を掲げるのはタイも同じです。ただ、タイの中小企業向け融資は16四半期連続で減っており、両国の動きは逆になっています。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。