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ベトナムの規制サンドボックス、P2P融資は16件中13件が審査中
3行でいうと
- ベトナムで、新しい金融サービスを期間を区切って試せる制度の運用が遅れています。
- 10月4日にハノイで開かれたフォーラムで、昨年7月に始まったこの制度の成果は限られていると報告されました。
- ベトナムは、一件ずつ慎重に試す道を選んでいます。
経営への含意
データを使った融資は、免許を持つ銀行やファイナンス会社の中で計画してください。サンドボックスへの参加は、まだ先の選択肢です。
内容
ベトナムで、新しい金融サービスを期間を区切って試せる制度の運用が遅れています。10月4日にハノイで開かれたフォーラムで、昨年7月に始まったこの制度の成果は限られていると報告されました。P2P融資では、有効な申請16件のうち13件が、まだ審査中です。
信用スコアリングと外部とのデータ連携については2件の申請があり、いずれも差し戻されました。ベトナム国家銀行のズン副総裁は、新しい事業への資金供給は、なお不十分だと述べました。無形資産が中心の企業は、従来の融資の基準を満たしにくいためです。
一方、決済や本人確認の基盤は急速に広がっています。1月から8月の現金を使わない取引は、件数で34.56%、金額で13.26%増えました。基盤は整っても、そのデータを使ってノンバンクが融資する道は、なかなか開きません。
ベトナムでP2P融資や信用スコアリングを計画する企業は、早期の承認を前提にしないほうがよさそうです。早く始められる可能性があるのは、認可を受けた銀行やファイナンス会社と組む方法です。その際は、生体認証による本人確認や信用情報の接続を使って審査します。
タイが後払い決済に専用の免許制を導入しようとしているのとは対照的です。ベトナムは、一件ずつ慎重に試す道を選んでいます。
出典
SEA Lending Brief
東南アジアの貸付・与信・規制の動きを、毎週まとめてお届けします。
本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。