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ベトナム、銀行分野のサンドボックス制度で申請要件を緩和
3行でいうと
- ベトナム政府は、銀行分野で新しいサービスを試験的に認めるサンドボックス制度について、申請の要件を緩める政令を出しました。
- 改正後は、学位か、2年の経験のどちらかがあれば認められます。
- 当面は、認可を受けた貸し手と組むほうが、早く市場に出られる道になりそうです。
経営への含意
ITや決済の経験を持つ創業者も申請の中心になれます。動くデモと、セキュリティの文書を準備してください。
内容
ベトナム政府は、銀行分野で新しいサービスを試験的に認めるサンドボックス制度について、申請の要件を緩める政令を出しました。10月6日に施行されています。これまでフィンテック企業の代表者には、指定された分野の大学の学位と、金融や銀行での経営経験の両方が求められていました。
改正後は、学位か、2年の経験のどちらかがあれば認められます。学位の分野には会計や監査が加わり、決済の仲介やITの経験も認められます。申請の際、取締役会や株主の決議は不要になりました。
代わりに、サービスの模擬モデルやデモ、対象とする顧客層、情報システムの安全性を示す説明を出す必要があります。この制度では、承認がなかなか出ていません。ベトナム国家銀行が10月4日に開いた会合では、P2P融資の申請16件のうち13件が、なお審査中でした。
今回の改正は申請の手間を減らし、応募できる創業者の幅を広げます。ただ、試験運用の条件そのものは変わらないため、改正だけで審査の滞りが解消する可能性は低そうです。ベトナムでP2P融資や信用スコアリングを計画する企業にとって、書類の負担は軽くなります。
ただ、承認の時期は依然として見通せません。申請の時点で模擬モデルや安全性の書類をそろえる必要があり、与信審査や個人情報保護の体制がすでにある企業ほど有利です。当面は、認可を受けた貸し手と組むほうが、早く市場に出られる道になりそうです。
出典
- Thi truong Tai chinh Tien te: Amendments to the banking controlled-testing mechanism (Decree 382/2026/ND-CP) (2026-10-08)
- Bao Dau tu: Amendments to the banking sandbox mechanism (2026-10-07)
- Tech Times: Vietnam fintech sandbox drops dual qualification bar for startup founders (2026-10-07)
- Thoi bao Ngan hang (Banking Times): Unlocking resources for financial and banking innovation (2026-10-04)
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