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アジア開発銀行、ベトナムの成長率予想を上方修正 貸出の余力に懸念
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3行でいうと
- アジア開発銀行は9月23日、ベトナムの今年の成長率予想を7.8%に引き上げました。
- 東南アジア全体の4.7%を大きく上回ります。
- 高い成長を支えてきた貸出の伸びを、銀行がどこまで続けられるかが問われます。
内容
アジア開発銀行は9月23日、ベトナムの今年の成長率予想を7.8%に引き上げました。東南アジア全体の4.7%を大きく上回ります。上半期の高い成長を反映したもので、来年の予想も引き上げました。
一方、今年の物価上昇率の予想も4.3%に引き上げました。アジア開発銀行はまた、銀行の貸出をさらに急拡大させる余地は狭まっていると指摘しました。多くの銀行で、預貸率が規制の上限に近いか、上回っているためです。
自己資本の薄さや、資金の調達と運用の期間のずれも抱えています。ベトナムでは、企業の資金調達が銀行に偏っています。銀行の貸出残高はGDPの145%に上る一方、社債市場はGDPの10%にとどまります。
この構造では、景気が打撃を受けると、すぐに銀行の貸し渋りにつながりやすくなります。高い成長を支えてきた貸出の伸びを、銀行がどこまで続けられるかが問われます。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。