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世界銀行、ベトナムの成長率予想を上方修正 外貨準備の薄さに警鐘
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3行でいうと
- 世界銀行は10月6日、ベトナムの今年の成長率予想を7.4%に引き上げました。
- 今年の平均の物価上昇率は4.2%と予想し、燃料や住宅、光熱費が押し上げるとしています。
- 外貨準備の動きが、ベトナムの金利の行方を左右しそうです。
経営への含意
来年の予算は需要の強さを見込みつつ、外貨準備の薄さから、調達コストの低下は前提にしないでください。
内容
世界銀行は10月6日、ベトナムの今年の成長率予想を7.4%に引き上げました。東アジア・太平洋地域の経済見通しで示したものです。前回からの上方修正の幅は、域内で最も大きくなっています。
今年の平均の物価上昇率は4.2%と予想し、燃料や住宅、光熱費が押し上げるとしています。対外面では、輸入の伸びが輸出を上回っているとして、外貨準備は今年、輸入の2カ月分未満に減ると予想しました。世界的なAI関連の需要が反転すれば、輸出と製造業が打撃を受けるとも警告しています。
もっとも、世界銀行の予想は、ほかの機関と比べて慎重です。1月から9月の実績は、すでに9.01%に達しています。通年で世界銀行の予想に近づくには、10月から12月に急な減速が必要です。
数字そのものより、同行がどこにリスクを見ているかを示す予想といえます。貸し手にとって重要なのは、対外面です。9月の物価上昇率は5.08%と、すでに年間の平均の予想を上回っています。
外貨準備が薄ければ、ベトナム国家銀行は金融を緩めにくくなります。8月の平均の貸出金利は10.7%と、昨年末から上がりました。こうした状況を映した動きです。
外貨準備の動きが、ベトナムの金利の行方を左右しそうです。
出典
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本レポートは情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。