講座
回収:督促から最終回収まで
借り手が返済に遅れたとき、貸し手が次に何をするかによって、損失の大きさと借り手の扱われ方が決まります。この講座では、延滞をどう測るか、貸し手が返済の遅れをどう防ぎ、借り手にどう連絡し、返済計画をどう取り決めるか、後期の回収と最終回収がどう行われるか、さまざまな市場での公正な回収の規律、そして回収業務をどう運営し、どう測るかを説明します。全8回です。
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- 01回収とは何か:返済の遅れから最終回収まで回収とは、借り手が期日どおりに返済しないときに貸し手が行う業務です。通知し、連絡を取り、通常の返済に戻る方法を取り決め、それがうまくいかないときには、回収できるものを回収します。この回では、回収を定義し、その段階を示し、共通の時計である延滞日数と、不良債権を見分けるために使われる90日という区切りを説明します。そして、返済が難しい借り手の扱いや、借り手への連絡についての規律が、市場によってどう異なるかを示します。
- 02延滞を測る:延滞日数、延滞区分、移行率、正常化率延滞を管理するには、貸し手は、融資がどれだけ遅れているか、遅れている融資の後ろにどれだけのお金があるか、そして融資がある段階から次の段階へどう移っていくかを知る必要があります。この回では、延滞日数による区分、ポートフォリオ・アット・リスクと、それが残高の全体を数える理由、貸出が伸びているときに数字がよく見えてしまう仕組み、そして延滞区分の間の融資の動きを表す移行率と正常化率を説明します。
- 03最初の遅れの前に:通知、返済方法の設計、早期警戒起きなかった延滞には、回収の費用がかかりません。この回では、なぜ予防が先に来るのか、フィリピンでの無作為化実験が携帯電話のメッセージによる通知について何を見いだしたか、インドでの研究が返済の頻度について何を見いだしたか、貸し手が返済方法の設計で何を選ぶのか、そして早期警戒のシグナルと監視リストが、返済が遅れる前に苦しくなっている借り手をどう見つけるのかを説明します。
- 04初期の回収:連絡の方針、連絡手段、回収スコア返済に遅れた借り手の多くは、貸し手が早く、適切なやり方で連絡を取れば、通常の返済に戻すことができます。この回では、回収の初期の段階が何のためにあるのか、延滞している借り手をどう分けるのか、回収スコアが借り手をどう順位づけるのか、そして最も払いそうな借り手が、必ずしも電話が最も役に立つ借り手ではない理由を説明します。また、インドネシアでの実地の実験がメッセージの内容について何を見いだしたか、連絡手段についての規律、そして連絡の方針をどう試すかを説明します。
- 05返済が難しい借り手への対応:返済計画、条件変更、その数え方借り手が予定どおりに返済できないとき、融資の条件を変えることは、双方の助けになることもあれば、損失をしばらく隠すだけになることもあります。この回では、貸し手が借り手の払える額をどう見極めるか、示せる短期と長期の手段、手段が成り立つための条件、期間を延ばすと返済額がどう変わるか、条件を緩和した融資をどう数え、いつその扱いを終えるか、そして貸し手に求められることと借り手が受けられる支援が市場によってどう異なるかを説明します。
- 06後期の回収と最終回収:回収会社、法的手続き、担保、債権の売却通知や連絡、返済計画によっても融資が正常に戻らないとき、貸し手は回収できるものをどう回収するかを決めなければなりません。この回では、監督当局が貸し手に検討を求める選択肢、外部の回収会社や債権の管理回収を行う業者の使い方と管理、時間と費用を数えたときに法的手続きと担保が実際にいくら戻すか、回収率の式で回収の道筋をどう比べるか、そして融資を償却したり売却したりすると何が変わるかを説明します。
- 07公正な回収の行い:連絡、圧力、説明、苦情についての規律債権を回収すると、貸し手やその代わりに動く者は、苦しい状況にある人と直接向き合うことになります。その連絡のしかたについての規律は、消費者金融の中でも特に細かく定められています。この回では、公正な扱いと代理の者についての責任という共通の原則を説明し、続いて、米国、英国、タイ、マレーシアを比べながら、回収を行う者がいつ、誰に連絡してよいか、何が嫌がらせや不当な圧力にあたるか、何を言わなければならず、何を言ってはならないか、プライバシー、そして苦情がどう扱われるかの規律を説明します。
- 08回収業務の運営:費用、償却、引当金、見るべき数字回収は、それ自体に費用と成果がある業務であり、その成果は引当金と償却を通じてそのまま決算に表れます。この回では、回収にかかる費用と回収で得られるものの測り方、予想損失にもとづく会計のもとで延滞がどのように引当金になるか、融資がいつ償却され、その後の回収はどうなるか、損失を貸付残高と結びつける比率、そして貸し手が毎月見るべき数字を説明します。
確認テストと修了証 全10問(第1回の問題は無料で試せます)。公開中のすべての回を読み、80%以上で合格すると修了証を発行します。
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